2016年3月26日土曜日

KENWOOD新商品、DRV-610とDRV-410の違い。それぞれの良さとは?!


カー用品のお話です。

前回に続き、KENWOODの新商品ドライブレコーダーについて、語ります。


『DRV-410とDRV-610、果たしてどっちが良いの?!』
『色々機能が書いてあるけど、結局の所違いがわからない!』
なんてお話をよく耳にします。


新商品で二つ並べられちゃうと、
根本的機能で比較要素が明確でない限り、
どっちが自分に適しているのか、見極めるのが難しいですよね。
(何にでも優劣つけたがるのは、人間としての性です。笑)

メーカーHPへのリンクです。

DRV-410

DRV-610

さて、では、KENWOODのこの二つの新商品、DRV-410とDRV-610の違いは何なのか!?


私の見解による違いは以下の通りです。


【高画質モデルを求めるのであれば、DRV-410】

【駐車記録や走行時以外も含めての「万が一」に備えるのであれば、DRV-610】



①画像補正機能である、HDR とWDRが、動画の画質を分けます。

HDRは、[明]と[暗]の2枚の映像を組み合わせる事で、より鮮明な画質にしてくれる。

WDRは、映した映像の暗い部分を明るく補正する。

(※HDRとWDRの見解はメーカーや商品によって異なりますが、KENWOODさんの商品の場合はこの通りです。)

DRV-410のHDR機能は3M画質時は作動しませんが…
そもそも、3M画質が生きる様な場面が、ドラレコの映像に必要となるか?!
(KENWOODさんが売りにしている今回の特徴の一つをブッタギル様な発言ですが…笑)

ちなみに、DRV-610のWDR機能は3M画質時でも有効です。
それを加味しても、DRV-410のHDRを取りますかね…。


②駐車録画の違い。
DRV-610はCA-DR150と組み合わせる事で、最大48時間の駐車録画が可能です。

それに対し、DRV-410はCA-DR100と組み合わせる事で、時間無制限、バッテリー供給電圧が一定以下(バッテリーへの負担を考慮した最低限の電圧数)になった場合に、駐車録画がオフになる。

しかし、録画開始のタイミングが、
DRV-610は衝撃・動作感知時、その前10秒くらいのタイミングから開始するのに、
DRV-410は衝撃感知時のみ、その瞬間から数秒後(ドラレコが起動する所要時間後)に映像記録が始まります。

待機の方法で消費電力が違うのでしょう。
それが、DRV-610の最大48時間縛りなのだと思います。
DRV-410は待機中ほぼ眠っている為、消費電力が少ないのでしょう。
(単純に待機時間だけ比べたらDRV-410の方が優れていますが、記録映像の制度で比べれば断然DRV-610の方が優れています。

(駐車録画は、ここ1,2年で大きく進化しているオプション機能です。この進歩は今後各メーカーに普及して、競うポイントになるでしょう…)


③その他にも、DRV-410にはスーパーキャパシタが搭載されている為、万が一の事故, 電源が急に落ちる様な事があっても、しっかり映像が残ります。


④DRV-610はダブルスロットルになっている為、メインのカードを抜いている時でも、映像は予備のSDカードに残ります。

対応microSDの容量も、DRV-610の方が倍あります。(128GB)
長時間のドライブでも、それに準じた長時間録画が可能ですね。



グラフや表に纏めれば見易かったんでしょうけど、、、
ごめんなさい。
文章で勘弁してください。笑
(その代わり、頑張って違いを、選べるポイントで書き連ねてみましたよ!?)


先にも述べましたが、『優劣』をつけたがるのが人間の性ではありますが、そうではありません。
『高いモノが良い商品』、『高かろう、良かろう』ではありません。

この度の新商品だけに限らず、
ご自身の用途をちゃんと踏まえた上で、商品選定をして頂ければ幸いです。


したっけ、あでゅー。

2016年3月18日金曜日

【新商品】KENWOOD ドライブレコーダー DRV-610


カー用品のお話です。

最近話題のドライブレコーダー。
新商品として登場、KENWOOD(ケンウッド)のNewモデルです。

KENWOOD  DRV-610





KENWOODさんが2014年末に初めて出したドライブレコーダー、
KNA-DR300も未だに人気商品として売り出されております。

その後、マイナーチェンジ(?)した、KNA-DR350(2015年9月発売)が出て、
別では、ナビ連動タイプのKNA-DR500(2015年3月発売)もあったり。


この度は、一体型ドライブレコーダーとしてのフルモデルチェンジの新商品の登場です。


同時発表のDRV-410(新商品)もございますが、どちらかと言うとDRV-610の方が人気がありますかね…?
(個人的見解)




さて、その話題の新商品のスペックですが…


3M画質
F値 1.8
水平121°、垂直59°、対角141°
WDR機能搭載(映像補正機能)
運転支援機能搭載(前方衝突警告、車線逸脱警告、発信遅れ警告)
LED信号対応 (フレームレート 27.5fps)
Gセンサー内蔵 (イベント記録)
GPS内蔵
駐車録画対応
ダブルカードスロット
対応記録メディア micro SDHC/SDXC カード class6以上 4GB〜128GB

等々…



最近のドライブレコーダーを見ていて、特に私の目を引くオプション機能, 特徴としては、

・画質が更に向上、3M画質 or 2K画質
・セキュリティーの一環として注目、駐車録画機能
・映像補正機能、HDR, WDR

があります。
(他にも色々気になる機能はありますが、基本的仕様用途から考えて欲しい, 気になる機能だけ挙げてみました。)


ドライブレコーダーを選ぶ上で、
価格の違いは、『性能と品質の違い』です。

性能を見比べる上で、不要なオプション機能は沢山あります。
なので、欲しい機能をしっかり考えて選んでください!



DRV-610はその全てを網羅してます。
KNA-DR300の時もそうでしたが、不要なオプション機能は殆どありません。
(今回は、運転支援機能はどうかと思いますが…)


最近、ドライブレコーダーを選ぶ上で注目されている方も多いのではないでしょうか?
『駐車録画機能』

DRV-610は内蔵バッテリーで約15分ほど、
別売りオプション CA-DR150を使えば、更に長時間の録画が可能です。

※駐車録画機能はご利用の上で、注意書きはちゃんと読んでください。
セルスターのドライブレコーダーでもそうでしたが、
こういった別売りオプションがある場合は、あれこれ制約が多いのです…。


・電圧カットオフ値設定
・オフタイマー設定
(CA-DR150の説明書より抜粋)



こういった注意書きは、ホントしっかりと読んでください。
『カー用品店で取り付けてもらったから…』
『特別説明無かったし…』
なんて、思ってると、痛い目見ちゃいますしね。
最悪、バッテリー上がっちゃうとかいう事態になりかねません。
(輸入車でバッテリー交換になると3,4万円かかっちゃいますし…)

「GPS電波が受信できない場所では、手動で駐車録画を…」
なんて、記載もあります。
地下駐車場等に停めてらっしゃる方は、ご注意ください。



人気の新商品と言う事もあり、レビューも沢山上がってきてます。
僕がレビューをピックアップして纏めて…なんて、できませんので、
リンクで許してください。笑


価格.com DRV-610レビュー



したっけ、あでゅー。

2016年3月9日水曜日

車の中でBlu-ray。画質はともあれ、メディア対応からか…。



カーナビゲーションのお話です。


趣味に紐づいたblogを読んでて、気になった記事がありました。


深刻な「円盤不況」…。BD/DVD販売数…


世間的には、Blu-rayが販売金額でDVDを超えてきたみたいですね。
市場的に見てても、『BDは販売されてるけど、DVDは無し。』という作品が、
アニメ業界ではチラホラ。

家庭用BDプレイヤーも大分価格が落ちてきたし、
(私が数年前に買った時なんかは、1万円くらいで買えちゃいましたしね…)
一般家庭でも大抵Blu-rayプレイヤーが備わっていると思われます。


はてさて、そんな中、AVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション)と言われる、
カーナビ業界では、未だにDVDが一般的です。

なんなら、市販ナビメーカーでBlu-rayを再生できるナビを出してるのは、たった1メーカーのみです。

Panasonic  CN-RX02D



2014年モデルの、CN-RX01DよりBlu-ray再生機能を搭載してきたPanasonic。
昔は別メーカーでもあったみたいですが、車載AVNでBDを再生するのは、環境的に厳しいみたいです。。。

それを克服してきたのがPanasonic。

今の時代、市販ナビメーカーは『何かしら、他社と違った魅力』をそれぞれの個性として備え付けて、商品を打ち出してきます。

KENWOODなら、ハイレゾ対応。
ALPINEなら、車種別大画面10インチモニター。
DIATONEなら、高音質サウンドナビ。
などなど。



しかし、先ほどの記事にもあった通り、
時代の流れとして、
もう『BDは対応できない』じゃ済まされなくなってきます。


なんなら、ホームでの映像視聴は、メディア媒体から、ストリーミング再生(web配信)も台頭してきております。


AVN業界でも、carrozzeriaさんが2015年モデルのサイバーナビで、『MCC(ミュージッククルーズチャンネル)』といった、ストリーミング再生のAVソースを打ち出してきましたね。

これも、2年目以降は年間3000円程の有料サービスなのですが…
現段階では、ユーザーの気を引くレベルで止まっちゃってますかね…
だって、『聴きたい曲』がいつでも聴ける訳ではないですし。

ただ、AVN・カーナビ業界でも、少しずつそういった風潮が取り入れられているということです。

動画のストリーミング再生となると、データ通信料の兼ね合いもありますし、
車載機器では、なかなか難しいのかな…??



何はともあれ、

冬も終わり、春が来ると、

毎年5月6月は、carrozzeriaのサイバーナビ、ALPINEのナビのNewモデル発表時期です。

サイバーナビなんかは個々数年マイナーチェンジっぽい変化しか無かった為、
そろそろ期待しても良いですかね…?
(かといって、私が買い替えられる訳ではありませんが。笑)


AVNへのBlu-rayの普及。

メーカーさんも、時代の流れに負けない様、頑張って頂きたいものです。


したっけ、あでゅー。

2016年3月4日金曜日

クルマのスピーカーを変える時…。デッドニングって必要なの?


カーオーディオのお話です。


さて…
スピーカーを変えよう!
スピーカーを変えたい!

となって、いざネットで色々と調べると…


『何が良いのか?』『何が正しいのか?』
解らなくなってしまいますね。

プロショップ(カスタムショップ)に持っていけば、ある程度のクオリティには仕上げてくれるんでしょうが…

また、先日の記事でもお話ししましたが、『原音再生』の様に、目指す音の形が無ければユニット選びも出来ません。


さて、システムを構築していく上でまずはユニット選びになるのですが…
それはさておき…

『デットニングはやらなければいけないか否か?!』という質問について、私の考えを述べます。


デッドニングはやらなければいけないのか?!
答えは、『Yes!』です。

ですが、デッドニングが重要なのかどうか?!
それは、『No!!!!』です。

ましてや、デッドニング部材をベタベタ貼ってドアを重くする事なんて以ての外です。




クルマのドアには、ドアを軽量化する為に「サービスホール」という穴が空いております。

デッドニングはこの穴を制振材で埋めてあげるのと、
ドアの中に反響するであろうスピーカーの背面から出る音を吸収する為に、
吸音材や制振材を適量貼ってあげることです。

『制振材をペタペタ貼って、ドアを無駄に重くする』作業ではありません。
(お金の無駄と、ドアが重くなって、燃費が落ちます。笑)




最近話題の、エンクロージャー一体型のスピーカーなんてのもあります。


『デッドニング要らず!』
『音が外に漏れない!』
なんて、台詞をよく目にします。

そりゃ、エンクロージャー一体になっていれば、
こんなスコーカーと大して大きさの変わらない口径の小さなミッドウーファーなら、
漏れる様な低音は出ないですよね。笑

スピーカーとしての理想的な形はしてはおりますが、
これはこれで、扱い辛いモノだと思います。(汗



やっぱり、17cmのスピーカーで、セパレートタイプが無難なのです。

そう、こんなやつ。

できれば、3万円くらいのモノなら、違いが大きく解ります。って。

1万円くらいのスピーカー買ってデッドニングして…ってやるなら、
3万円くらいのユニット買った方が、音は全然違います。

喩えるなら、足軽と部隊長の違いです。


スピーカー付ける時に、軽く吸音スポンジだけつけるのも、ワンポイントですね。


こんな感じで。


ユニットが更に良くなれば、もっと音も変わります。

ただ、そこで間違えてほしくないのが、
『高いモノが必ずしも良い』訳ではないこと。

ユニット選定が重要なのです。

耳が優れていれば聴き分けもできますが…
難しいです。

それは、お店で店員さんにお話ししてみましょう。

百聞は一見に如かず。

ネット販売が主流の世の中ですが、
そこは胡散臭い話でも実際に商品を扱ってる人達の話を生で聞くべきだと思います。笑



したっけ、あでゅー。

2016年3月1日火曜日

クルマ・車・カー × スピーカー・音・オーディオ


カー・オーディオのお話です。


『車の中で楽しく音楽聴きたいんで、スピーカー変えようと思って!』

『音質機能に優れたナビを入れるので、どうせならスピーカーも変えようと思って!』

『俺、音にはうるさいんで、車の中でも音には拘ろうと思って!』

『ホームでしっかりとしたオーディオ組んでるんで、車の中でも最低限のレベルでオーディオ組もうと思って!』



えとせとら…
etc…



理由は色々です。
色んなお話を聴いていると、ホント面白いです。


家電・音楽・車…
男の身をを滅ぼす趣味は沢山ありますが、『カーオーディオ』はその内二つを兼ね備えてます。笑

けど、ハマったら、ハマります!
快適に走り、心地よい音を聴きながら、一時を過ごす。

最近では、「若者の車離れ」なんて現象が進んでいるので、考え難い事ではありますが、
その楽しさは、絶対に共感を得られるはずです!


『一人の時間が好き』
なんて言葉をよく耳にしますが、

『一人で、音を楽しみながら、気持ちよくドライブ』
なんてのも、一人◯◯も良いでしょう。



前置きが長くなりました。笑


車の中で音楽を楽しむ上で、一番重要になるのは、『スピーカー』です!!
ヘッドが何だって、車が何だって、聴く音楽が何だって…

『音を出すスピーカーが一番重要です!!!』




よく、

「自分、重低音が大好きなんで、そういった音がよく出るスピーカーが良いです!!」
「ぼく、高音が好きなので、高音がよく聴こえるスピーカーないですか?」

なんて、話がちらほら…


そもそも、音源として入っていない音は、スピーカーから出ませんから。笑

あなたは砂糖を指差して、『この砂糖は塩っけが無さ過ぎる!!!!』なんて、言えますか?笑笑笑

音源を忠実に表現することが、良いユニット選びという考え方があります。


『原音再生』

(carrozzeria TS-V172A 紹介ページ)


ジャズにだって、オーケストラにだって、打ち込み系の最近のポップスにだって、
どんな音楽にも、低い音から高い音まで、幅広い音が収録されています。
(更に言うなら、倍音という所に着目するならば、中音だって空間で響けば高い音も生み出します。それも全て含めて、原音再生と言う形で、音源に収まっているありのままの音を表現するのです。)

(音楽評論家の方々、表現が間違っていたらごめんなさい。)



そんな、システム構築が、私の考える『カーオーディオ』です。

そんな考え方のもと、今後もカーオーディオについてお話していきたいと思いますので、
興味のある方は、今後とも閲読いただければ幸いです。


したっけ、あでゅー。

ドライブレコーダーの必要性?! 何故増える??ドライブレコーダーの需要調査。


カー用品のお話です。


いつからでしょうか?
『ドライブレコーダー』というアイテムが普及し始めたのは…。

私が見てる限りですと、2013年ころより徐々に国内での需要が伸びてきた気がします。
昨年は爆発的に伸びましたね。

(今年もまだ伸びそうですが、そろそろ落ち着き始める頃ですかね。それでも、まだ需要は伸びますよ。)



何故、ドライブレコーダーを買うのか?
何故、ドライブレコーダーを車に設置するのか??


『いざと言う時の、証拠映像を残す。』

この一言に尽きると思います。
あとは、ドライブレコーダーを設置する事で、「自身の運転が記録されている」という意識から、安全運転が促されることでしょう。
自己抑制という意味でも、良いかもしれません。



では…
何故買おうと思ったのか?!
何がきっかけで購入を決めたのか?!
というところも、そもそも興味が無かったり、必要性を感じていない方は思うでしょう。

色々とお話を伺うと…


『実際にこの前怖い目にあった。子供が急に飛び出してきて…』
『目の前で、ものすごい事故が起きて…』
『知人が貰い事故にあって…』
『新しく車を(新車・中古車問わず)買ったから…』

そこんところの理由は人それぞれです。


ただ、一つ言えることは、『ドライブレコーダーはあって損はしない。』ということです。
(もちろん、法に則った運転をしている事が前提ではありますが。笑)


ドライブレコーダーの映像があるからと言って、
事故の過失の在りどころが逆転する訳ではありません。
あくまで、「参考資料・映像」でしかなく、割合が少し変わるかどうか程度です。
車は歩行者よりも過失割合が大きくなるのは絶対ですし。(ボソッ


それでも、あると無しでは、心のゆとりも違うでしょう。
万が一の時は、自身の証言の整合性が取れる訳ですしね。
何の事件やトラブルも無い事が最善なので、それ以上は言及できませんが。笑

※見方を変えてみて…
自身の運転がちゃんと法に則った運転で、それを咎められようとした場合も、自己防衛の為の手段としても、ご利用いただけますよ!
(一時停止したしてない… 信号守った守ってない… etc…)


別な使用方法としては、最近では…

・Wi-Fiリンク機能による、遠隔での映像確認。
・駐車録画機能による、エンジン停止後の映像録画。(セキュリティ代わりとして人気。)
・FullHDを超えた!3Mによる、より高画質な映像が残される。記念としても、証拠としてもキレイで鮮明な映像が…。

等々。

私では知らない様な、「使い方」はまだまだ沢山あるでしょう。笑




色々と考えてたら、睡魔が…
(運転中ではないので、安心してください。笑 居眠り運転にも、証拠映像!もしくは、撮られているという意識!)

今日は、このへんで。


したっけ、あでゅー。